会長挨拶

第4回日本老年療法学会学術集会
(筑波大学人間系 教授)
謹啓 皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素より一般社団法人日本老年療法学会に格別のご理解、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
このたび、第4回日本老年療法学会学術集会を2025年12月6日(土)~7日(日)に一橋大学一橋講堂(東京都千代田区)において開催させていただくこととなりました。
2021年7月に設立した日本老年療法学会は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士をはじめとしたリハビリテーション関連職種を中心に、老年学に関わる専門職、研究者が連携し、日本のみならずアジア諸国における高齢者のリハビリテーション、障がいの一次、二次予防、そして心身機能の保持や改善に貢献することを理念としております。設立間もない2022年10月に第1回日本老年療法学会学術集会を沖縄で、第2回を奄美市で開催しました(第3回は2024年8月に札幌市にて開催)。両学会共に老年療法学の確立をテーマに掲げ、多くの参加者とともに活発な議論が行われました。
第4回は、「しんか ―深化・進化・真価―」をテーマに掲げ、老年療法学の追究、発展、そして真の価値の創造を目指します。多様性が求められる社会で、老年療法学分野においても多様な価値観を尊重しながら「しんか」することが求められています。当学術集会では、老年療法学に関わる様々な領域の研究者と臨床家が一堂に会し、それぞれの価値観を共有することで、老年療法学の「しんか」を展望したいと思います。
多くの皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております。
謹白